BLOG 美術探訪

2025.01.29

日本にもゆかりの深い20世紀の巨匠◆サム・フランシス◆

みなさまこんにちは。ミライカ美術の岩永です。

昨年2024/04/05(金) 〜 2024/06/05(水)に福岡市博物館で行われました

「藤城清治展」に5歳の子供を連れて行きましたところ、メルヘンな世界観に興味津々で

小人たちが楽しく演奏している様子を、親子ともに楽しく絵画鑑賞をすることができました。

その後、2024年7月13日(土)〜9月8日(日)に福岡市美術館にて行われました

「キース・へリング展」も一緒に行ったところ

こちらも明るくポップなイメージの作風を気に入った様子だったのでいくつかグッズを買ってあげました。

キース・へリングの作風はメッセージ性がありつつ、見る者の自由な解釈に委ねていますので

「これはどんなポーズをしているのだろう」などと会話して有意義に鑑賞しました。

5歳ながら美術館を楽しく鑑賞できる性格のようですので

今後も様々な美術館や展覧会に連れていきたいと思います。

 

さて、今回ご紹介するアーティストはサム・フランシスです。

サム・フランシスは20世紀を代表するアメリカ抽象表現主義の画家です。

1923年カリフォルニア生まれ、第2次世界大戦中の飛行機事故で負傷、病床生活をおくる中で絵を描き始めます。

ライブペイントのように絵の具が飛び散り、時には余白を活かす作風が特徴です。

日本画にも精通していて、多くの日本の文化人とも交流があったことから

日本画を彷彿とさせる作品も手掛けています。

サム・フランシス「 Untitled(7)」の買取画像

 

赤、青、黄色といった原色を中心とした色彩を織りなすように描きますが

特に青が支配している作品を多く制作し、白い下地(余白)との絶妙なバランスによってリズム感が生み出されています。

ジャクソン・ポロックの作品とも似ていますが、サム・フランシスの作品は余白によって

より空間的な広がりと軽やかさが感じられます。

サム・フランシスの作品の評価としては、全体のバランス感や勢いなど作品の出来により大きく変わってきます。

 

ミライカ美術では東京店・大阪店・福岡店よりサム・フランシスの作品を高額相場で買取査定を行っております。

是非、お気軽にお問合せください。

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