BLOG 美術探訪

2024.08.21

妻を描き続けているアーティスト◆アレックス・カッツ◆

私は長崎県出身なのですが、長崎の名物といえば何を思い浮かぶでしょうか?

ちゃんぽん、皿うどん、カステラ、角煮まんじゅう等、おいしい食べ物がたくさんありますが

「かんころ餅」はご存知でしょうか?

全国的にはあまり知られていないのですが

長崎県民は全員知っていると言っても過言ではありません。

五島の名物で、お餅にサツマイモを混ぜ合わせて作られていて、焼いて食べます。

素朴ですがやみつきになってしまうかんころ餅。見かけたら是非ご賞味ください。

さて、今回ご紹介するアーティスはアレックス・カッツになります。

1927年にアメリカ生まれ。

2023年8月に96歳を迎え、今なお現役のアーティストで居続けています。

 

平面的なポートレート作品を数多く描いたことで知られるアレックス・カッツは

特に妻であるエイダを主題とした作品を好んで描き続けて

その期間はなんと50年にも及ぶと言われています。

長年エイダを描き続けたことにより

制作年におけるエイダの変化を楽しむことができるでしょう。

エイダ以外でも友人や知人、そして仕事の依頼などからダンサーなどをモデルにしており

その大胆に切り取られた構図や独特のタッチで描かれた作品によって「ポップアートの先駆者」とも言われています。

絵画以外にも木版に描いて切り抜く、カットアウト彫刻も手掛けており

今後も活躍が期待される注目のアーティストです。

 

ミライカ美術では東京店・福岡店より

今後注目のアレックス・カッツの作品を高値相場で買取査定しております。

是非お気軽にお問い合わせください。

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