BLOG 美術探訪
2022.04.16
「線」が生み出す新時代アート◆天野タケル◆
皆さんこんにちは。
ミライカ美術の田中です。
久しぶりに阿蘇山に行きました。
火山と草原とカルデラが織りなすダイナミックな景観は相変わらず圧巻でした。
1年前は火口を覗くことが出来なかったのですが
今回は規制が外れていて初めて中に入れました。
世界最大級のカルデラにある中岳は、直径600m、深さ130m、周囲4㎞の巨大な噴火口は迫力満点。
大地のエネルギーを感じる場所(阿蘇中岳火口)は最高の眺めでした。
それでは今回紹介するのは
1977年東京生まれの現代アーティスト天野タケルです。
なんと父はイラストレーターの天野喜孝と最強の遺伝子を次いでいます。
97年に渡米し、ニューヨークで版画を学びます。
宗教画や静物画などの伝統的な題材とポップ・アートが融合する
「NEW ART」と呼ぶ独自の表現方法で作品を制作しています。
絵画、彫刻だけにとどまらず
アパレルブランドやミュージシャンとのコラボレーション作品も発表するなど
分野にとらわれずに活躍されています。
特定のジャンルに固執することなく
絶えず進化する作品を生み出す天才アーティストです。
そんな彼の作品の真骨頂ともいえるのが極限まで無駄を削ぎ落とし
西欧絵画の王道のテーマ「裸婦画」を日本流に落とし込んだヴィーナス・シリーズです。
クラシックな美術を融合した天野タケルの独自の表現方法で描かれるヴィーナス作品は
話題を呼び彼の名を押し上げました。
絵画、 彫刻作品だけにとどまらず
アーティストのCD/LPジャケット(冨田ラボ ) やアパレルでは
discord Yoji Yamamoto のYリュックをキャンバスに
デザイナー山本耀司の愛犬をモチーフにした作品を描いたユニークピースのコレクションを発表するなど
幅広くコラボレーションを展開しています。
国内外に熱狂的なファンを持つ現代アーティスト天野タケルは今後ますます注目される作家です。
ミライカ美術では東京店・福岡店より今後大注目の天野タケルの作品を
高値相場の買取価格にて査定しております。
是非お気軽にお問合せ下さい。