BLOG 美術探訪
2021.04.09
日本のサブカルチャーアート◆Mr.(ミスター)◆
皆さんこんにちは。
ミライカ美術の田中です。
私事ですが、自宅の近くの行きつけの古着が閉店セールをしていました。
うそ、、、って思いましたが、
確かに世の中には洋服は溢れかえっていて、
フリマサイトなどに大量に出ています。
私も洋服は、半分はネットで購入しています。
リアル店舗より遥かに選択肢があるので
自分の好みのデザイン、素材が選べるのでおススメですよ。
今回、私が紹介したいアーティストは、Mr.(ミスター)です。
1969年になんと、キューバ生まれ。
96年創形美術学校卒業し、
95年頃よりあの村上隆先生率いる
ヒロポン・ファクトリー(現・カイカイキキ)のメンバーとして活動を開始しました。
ちなみにMr.(ミスター)と言うアーティスト名は、
プロ野球界の大スター・長嶋茂雄氏の愛称からきているそうです。
Mr.(ミスター)の作品は、
ロリータ・コンプレックスとしてのオタク文化という美学、スタイル、テーマが大きく、
表現形式は、絵画、彫刻、映像、インスターレションなど幅広いのです。
日本の萌え文化を反映し、
美少女をアニメ風、ゲームキャラクター風にアナログの手法で描き、
オタク絵画を現代美術に昇華させたアーティストとして、
海外でも高い評価を得ています。
2011年、東日本大震災被災者支援オークションに
出品された作品「よしっ(ち)!!」が、な、なんと、、
15万2,500ドル(約1220万)で落札され話題となりましたが、
その後作風が少しずつ変化していき、
明るい色使いでかわいい女の子の絵をきれいに仕上げるスタイルから、
ザラザラした仕上げの抽象的な要素を含むものへと引き寄せられていきます。
近年は「汚い自分の部屋に作品が転がっている」斬新な展示方法や、
日本の女子中、高生のカルチャーを全面に押し出した作品に力を入れています。
今や、日本のサブカルチャーは世界が認める現代アート。
もはや所有しても損はないアイテムと言えるのではないでしょうか。
ミライカ美術では東京店・福岡店より、
今後注目のMr.(ミスター)作品を高値相場で買取査定しております。
お気軽にお問い合わせくださいませ。