BLOG 美術探訪
2021.03.02
新時代の落書きアート◆Mr Doodle(ミスタードゥードゥル)◆
皆さんこんにちは。
ミライカ美術の田中です。
最近はキャンピングカーに興味を持ち、
YouTubeなどで体験者の動画ばかり見ています。
以前知人とキャンプに行きましたが、
テント張ったり、その後朝露を乾かしたり、意外と手間でした。
キャンピングカーなら直ぐ寝れて、直ぐ移動出来、とても便利そうです。
ただ、購入となると家族の理解が無いと難しいでしょうね。
では、今回紹介したい作家はこちら、
皆様、イギリス出身のグラフィティアーティスト、
Mr Doodle(ミスタードゥードゥル)をご存じですか?
インスタグラムのフォロワー数はなんと274万人超えという、注目の表現者です。
本名はサム・コックス(Sam Cox) 年齢:27 歳(2021年)
幼少期は、教科書から両親の家具に至るまで、
家のあらゆるところに「落書き」していたというMr Doodle(ミスタードゥードゥル)。
初めて両親の寝室を「落書き」をしたときには、ひどく怒られたと語っている。
15歳の時に「そのころは、もっと大人っぽいスタイルを好んでいたけど、
だれが見ても『わかりやすく』共感できるように」という想いから、
今のスタイルになったそうです。
アーティストとしてのキャリアは、学校時代から始まり、
彼のドゥードゥルに魅了された友人らは
Tシャツに彼(サム)のオリジナルキャラクターを描いて欲しいと頼みました。
そして、すぐ街のあちこちの壁画プロジェクトに招待されることになり、
彼のキャラクターはあちらこちらに姿を現し始めました。
その後、ロンドンのオールドストリート駅にある
ポップアップストアで作業している姿を撮った映像がSNSでシェアされ、
全世界に広がっていきました。
「Doodle」とは「落書き」のこと。
自らをMr Doodle(ミスタードゥードゥル)と名乗る彼の「落書き」スタイルは、
独自のペンを使った太い線で、
ひとつひとつチャーミングな表情を持つキャラクターやシンボルを、
下書きなしで迷うことなく線を描き続ける。
キャンバスになるものは、陶器から部屋の壁一面まで描きます。
壁や部屋、家具、乗り物、建物などに、広範な文字、
コンセプト、線画をフィーチャーし、「独自のペン」を使い白黒で描かれます。
それらの空白を埋め尽くすパズルのような緻密さはとても記憶に残り、
そのポップな世界感は、老若男女問わずさまざまな人の心を惹きつけます。
また「ライブ感」を大事にする工夫として、
自分の「落書き」がプリントされた衣装を着てパフォーマンスをしています。
「僕が生み出す世界の中で、僕自身が、その世界の中の一部分(キャラクター)
になることで、オーディエンスによりエキサイトしてもらいたい」と、
サービス精神いっぱいにMr Doodle(ミスタードゥードゥル)は語っています。
Mr Doodle(ミスタードゥードゥル)の作品は、
ポップで可愛い画風には見る人をハッピーにさせてくれるとの評判・評価があり、
日本のアニメやゲームからインスピレーションを受けることも多いそうです。
作品はスケッチブックや携帯のアプリを使って、
バスや飛行機の中で創作します。
「僕には、描くか、まったく描かないかの選択しかない。
中途半端ではなく、いつも100パーセントの力で。
それらを創作するときも同じ気持ち。
描くと決めたので、人生のすべてをこれに捧げています」と語っています。
まさに新しい時代の自己表現。
SNSなどで自由に発信でき、多くの人々が自由に受けてることが出来る。
2019年にはYouTubeにアップしたベッドルーム全体に
ひたすら緻密な「ラクガキ」を描きまくる動画が289万回再生を突破!
一心不乱に描く姿が凄いです。是非ともご覧になって下さい。
ミライカ美術では東京店・福岡店より、
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