BLOG 美術探訪
2023.12.12
身近なモチーフを歪まし抽象化するアート◆上條晋◆
皆さんこんにちは。
ミライカ美術の田中です。
皆様は休日、どうお過ごしですか?
私は地方の温泉巡りによく行きます。
地方ならではの骨董、アンティークシップを見て、カフェに入り一息
道の駅でお買い物と楽しんで、最後は温泉に入り帰宅。
基本的に日帰りで行ける距離の範囲内で楽しんでいます。
疲れが溜まったら温泉オススメですよ。
では、今日ご紹介する現代アーティストは上條晋です。
1975年長野県生まれのアーティストで、16歳で単身渡米し
2002年ワシントン大学絵画ドローイング科修士課程を卒業。
現在ブルックリンにスタジオを構え
イタリア、イギリス、ベルギーなどでのグループ展にも参加するなど
欧米を中心に作品を発表されています。
これまで動物や人の顔といった身近なモチーフを抽象化する絵画表現を追求してきた上條晋。
トリマーである恋人のペットのプードルを散歩中に
そのユニークな形状に魅せられ、それ以来インターネットや雑誌の画像をもとに
次々とドローイングを制作しています。
作品はどれも縦向きの長方形の中に
様々なポーズの犬が地平線と太陽に挟まれる構図からなっており
犬のポートレイトという一定の図式の中で
と形のバリエーションが対象をデフォルメしながら生き生きと展開されています。
上條晋の作品は、老若男女問わず観るものを惹きつけるユーモアやフレッシュさがあり
プードルという一見愛らしいテーマを入り口としながら
色と形が織りなす表情豊かな絵画世界へと誘います。
身近なモチーフを歪まし抽象化する新しいアートスタイル上條晋。
今後も活躍が期待される注目のアーティストです。
ミライカ美術では東京店・福岡店より今後注目の上條晋作品を
高値相場で買取査定しております。
お気軽にお問い合わせください。