BLOG 美術探訪
2024.09.26
街を席巻する棒人間◆STIK(スティック)◆
皆様こんにちは。ミライカ美術の岩永です。
最近は赤ワインにはまっていて、特にフルボディをよく飲んでいます。
私が住んでいる福岡市でもワイン好きの人が多いみたいで
ワイン購入量とワイン店の数が意外にも日本一となっています。
福岡市が日本一となっているジャンルはまだまだあるようで、次回の更新以降ご案内できればと思います。
皆様が住んでいらっしゃる地域では、どの食べ物・飲み物が人気でしょうか?
さて今回ご紹介する現代アーティストは STIK(スティック)です。
1979年ロンドンで生まれたグラフィティ・アーティストです。
彼の作品は小さな子供が描いた落書きのような、6ライン2ドットのシンプルなキャラクターが特徴的で
現在はロンドンを拠点に世界中で積極的に活動しています。
今でこそ大人気のSTIKですが、活動をしていた2000年頃の彼はホームレスでした。
数年間極貧生活を強いられますが、やがてホームレス支援団体の援助により通常の生活水準を得ることとなります。
ここでの滞在が活動への転機となり
「ストリートアートは自分を助けてくれた人々に恩返しをする自分なりの方法だ」と思うようになります。
当初から棒人間を描いており、「STIK」という愛称で呼ばれていました。
彼が10代後半の時に日本に約一年間住んだ経験で、ひとつの文字が略語として意味を持つ漢字からヒントを得て
このキャラクターの発想に至っています。
それぞれの絵は単純だけど感情に何か訴えてくるものがあると思います。
STIK(スティック)は次世代を担うアーティストの一人と言われており、注目すべき人物です。
ミライカ美術では東京店・福岡店より今後大注目のSTIK(スティック)作品を
高値相場価格で買取査定しております。お気軽にお問い合わせください。